2.涸沢

2009/08/08-09



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雷が鳴り始めたので慌てて小屋へ撤退。
天気は降ったり晴れたり鳴ったり。
偏頭痛で沈没したshimaを部屋で寝かせて、
名物ソフトクリームを食べたりうだうだ。




夕食は 17時から。豪華!
涸沢は、ヒュッテも小屋も食事が良いな。




図書館・グッズ販売コーナーもある。




入道雲が生き物のようだ




テント場を襲う雲の塊は、本当に生きているよう。
食事後は稲妻ショーになり、個室の窓から堪能しました。
夕食中だったテントの人たちは気の毒でしたが…。




翌朝も天気は悪く、モルゲンロート(朝焼け)は
期待薄かなあ、と思いつつも、ヒュッテへ移動。
小屋のテラスでは登山する人たちが準備中。




涸沢ヒュッテのテラスからのほうがカールの眺めは良い。
しばらく待つと、ふいに明るくなり始めた。




おそらく朝陽側の雲が切れたのだろう、
順番ではなく一気に赤く焼けた。




なんと、虹ですよ虹!モルゲンロートに虹!
こんなタイミングは数十年に一度ではないだろうか。




東側の雲も焼けている。




朝焼けは一瞬、ほんの10分ほど。
虹が薄れたかと思うと、今度は雨が降ってきた。




ヒュッテのテラスにはモルゲンロートを見る人たちが。




雨宿りがてらヒュッテの売店で買い物。
止んだのを見計らって小屋まで10分の道を戻る。




朝食は急がなかったので5:45から。




ちなみにこれが個室。宿泊費の他に別途1万円。




押入れつきのほうは別途1万2千円。




個室の窓からは前穂高の雄姿が。
1万円追加の価値はありました。
この日、他の部屋は1畳に2〜3人、ザックを廊下に
並べて脚と頭を交互につめつめで寝ているのを
通りすがりに見ていたので、個室に出入りするときは
気を使った。(こちらは1人2畳ずつでゆったり…)




普通の和室や大広間の他に二段ベッドも。
1人ずつ区切られてないから混むのは同じだけど。




窓から見下ろすテラス。
うす曇の向こうに太陽がにじむ。




頭痛沈没中のshimaの復調を待つ間、
獅子岩の花畑へ再度往復。




ハクサンイチゲとパノラマコースの雪渓




チングルマと涸沢槍




こちらはアオノツガザクラ




ナナカマド




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