奈良1・明日香

2005/01/08


    
 斑鳩   葛城   北大和   吉野   長谷 



この年1〜4月は、なぜかいろんなグループがやってきて、そのたびに
車出して奈良観光してました。折角なので、こちらでまとめてみました。


まずは1月。インテのイベントに合わせて大阪に集合したのですが、
8人のうち3人ずつが前日・翌日に奈良観光することに。

前日は、おとや@蒼憂伝年とひやま@ALFAMAを迎えて明日香メイン。
どこ行きたいか言わないと、自動的に石ばっかり案内してしまいます。
高松塚とか、最古の寺院・飛鳥寺とか、他にも選択肢あるだろに。

橿原神宮前駅で集合するも、目の前の橿原神宮は行かず。
神武天皇を祭り、一応格式はクソ高い神社ですが、でもって
荘厳な雰囲気は結構好きですが、何しろ明治時代に天皇家の
シンボルを、と無理矢理つくったものなので、県民からはイマイチ。
それでも交通は便利なので、初詣では春日大社・三輪明神に次いで3位。

しかしここでいきなりトラブル発生。おとやが来ない…。
二段階列車遅れにひっかかったらしく、いきなり慌しい。




まずは亀石。ラヴリーv
田んぼの中にぽつんとある、ヘンな巨石です。
これは現在南西を向いてますが、昔は東を向いていたらしい。
こいつが真西を向くと、飛鳥が水の底に沈むとの言い伝え。




ちなみにこれは、かつて目を疑った「道路を進んでくる亀石」。
秋のイベントでの一コマなのですが。これを使った芝居があった。
当然本物ではなく、ハリボテです(^^;)




ちなみに車を置いた駐車場は甘樫丘。春はこんな感じ。
時間なくて登らなかったけど、ここの展望台からは、
大和三山、二上山、三輪山といった神奈備山が見渡せる。




飛鳥散策のメイン、石舞台。蘇我馬子の墓と言われているが、
さだかではない。有料だが、外からタダで見ることも可能。




石の下に入ることもできる。「ここに何があったんだろ」
と天然なことを言い、「棺」とダブルで返されるひやま…。




ちなみに、春に無料区間の畑から見るとこんな感じ




その後、三輪へ向かう途中で安部文殊院へ立ち寄り。
安部氏の出生地?で、多分晴明なんかはずっと後世
だと思われるが、陰陽師ブームに乗ったことも
している模様。この写真はブーム前の秋、
今でも毎年作られるコスモス迷路。




これも同じく、毎年恒例の、花でつくる干支。
晴明堂から見下ろしたところ。二上山や大和三山も見える。
安部文殊院は、奈良では最も合格祈願参拝が多い寺。




近年つくられた晴明堂にて。
如意宝珠に念じるヘンな人たち…




中途半端な時間になり、どうしようと言いつつ、どうせ今日は
列車に遅れる日だ、と開き直って三輪山・大神(おおみわ)神社へ。
大和一の宮である三輪明神は、山を御神体とし、白蛇に守られる。
ちなみに奈良県民は、伊勢神宮より格が上だと思っている。




参拝後、横手の広場で「なでうさぎ」発見。
……可愛いんだが、なんでうさぎ??




怒涛の勢いで狭井(さい)神社へと歩く。
歩きにくい靴だったのにごめんよおとやさん…。
ここには、御神体山・三輪山への登山口がある。
袈裟を借り、自分でお祓いをしてから登り始める。
鬱蒼とした杉の巨木の中に岩座が点在し、神秘的、
…だったのだが、台風による倒木ですっかり明るくなったらしい(^^;)




狭井神社は、薬の神。本殿裏には万病に効くという
泉が湧いていて、信者が途切れず水を汲みに来る。
昔はもっと湧き水風だったのに、あまりに混雑するため
今ではこんな風に水がめになってしまった。雰囲気が…




参考までに。奈良の名物は三輪素麺。これを食べだすと
他所のそうめんはまずくて食べられない。腰があって
艶があってめちゃうま。三輪山周辺は三輪素麺の店が
多いが、中でもお奨めなのが山門前左手の店「森正」。
氷の上の素麺ディスプレイが涼しげで綺麗。
「奈良にうまいものなし」の解決策として、昼食をここで。


そして結局、三輪山から桜井駅へ、土産も見る暇なく移動。
大阪でM2と待ち合わせていたので、それに合わせての予定。
ただでさえ一本遅れているのに、それすらギリギリの時間。
なのに、その遅刻すら大幅に遅れるというM2。オチかい。


翌1/9はメインイベントでインテへ。そのこ@チャイナリーグ
成瀬@FourDimensions 、葉月@藤井屋、ひいがも合流し、8人の
大所帯でした。車のやりくりにちょっとしたネタもありましたが秘密。




  
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